・5月24日 ドレスデンと陶器の町マイセンへ
プラハ8:55発の列車に乗車し1等席に行くが全て満席、急いで2等のコンパートメントへ移動する。チェコで勉強していると言う学生風の二人の女性と同席する。佐世保の英語パンフを見せるなどして自己紹介をする。
1人は途中で下車したがドイツ人のクラウディアさんは我々と同じドレスデンまで行き、そこから乗換えてライプチッヒ近くのヴィテンベルグにある実家へ帰るのだという。宗教改革のマルチン・ルターで有名な町だと言う。ルターは世界史で勉強したよ!
チェコ国内で列車が急に止まる。駅でもないしなかなか動かない。すると何やら放送があるがもちろん理解できない。すると彼女がなにかショックを受けたようにがっかりしている。何が起きたのか。
彼女によると何やら列車にトラブルがあったようで動けないとのこと。1時間、2時間待っても動かない。対応が遅いなあ。昨年のオーストリアでも事故でバスに乗り継いだ事があったが、どうも東欧圏はこんな事が多いのかな。
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コンパートメントで | 故障で3時間も停車 |
お陰でクラウディアさんとのコミュニケーションを深める時間は出来たが。年齢は24才、現在イギリス、グラスゴーの大学に留学中で、10週間チェコのブルノーで勉強していたそうだ。今まで行ったことがあるのはロシアなど東欧圏ばかりだそうだ。
日本へも来てくださいと言うと日本は何でも高いといっていた。やっとドイツ側から機関車が来て動き出したのは約3時間後、予定が狂ってしまった。お互いに住所とメールアドレスを交換し、デジカメの写真をメールで送ることを約束して別れる。
今日のホテルは駅のすぐ近く、バッグを預け急いでマイセン行きの列車に乗る。マイセンの陶器はとてつもなく高価だとは知ってはいたが目の保養と話の種にと今回の日程に入れたのだ。バスでマイセン磁気工場へ。
見学用の工房と磁器博物館があるが、遅れたため博物館はクローズ、工房をドイツの観光客と一緒に見学、日本語の無線ヘッドホーンを貸してくれた。陶器の作業行程を実演して見せてくれる。
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マイセンの工房 | マイセンの人形 |
直営店で販売もしているが目玉が飛び出るほど高い。日本人のツアーが来ていたが長崎から来たおじさんは有田で買われたが良いですよなんて言っていた。ホテルへ帰りレストランで夕食をとる。
・5月25日 ドレスデンを朝の散歩で観光
かってザクセン王国の首都として繁栄した町ドレスデンは第二次世界大戦の爆撃で壊滅したがその後復興されている。列車の時刻まで歩いて当時の栄華を伝えるツヴィンガー宮殿やレジデンツ城、音楽の殿堂ゼンパーオペラなど当時の町並みを見学する。
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ツヴァンガー宮殿 | 音楽の殿堂ゼンパーオペラ |
10:11発新幹線でフランクフルトへ。今日は日曜日でもあり乗客も多い。フランクフルト到着後、市内を見学して空港へ。
車内が騒がしい若者達が何か騒いでいる。どうもサッカーを聞きながら一喜一憂して座席を飛び跳ねたり窓や天井を叫びながらたたいたり。フーリガンか?途中の駅で降りていったが、近くにいると怖くなる。
19:45大韓航空は予定通りフランクフルトを出発、帰りはジャンボ機で座席も行きよりは少しゆったりしている。
・5月26日 ソウルから福岡へ
昨晩飲んだトラベルミンが効いたようで窮屈ながら結構眠ったようだ。飛行機は予定通り13:15にイーチョン空港に到着する。5時間後の18:45発で福岡空港へ。駐車場で車を受け取り佐世保へ無事帰ることが出来た。
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