ニュージーランドへ友人をたずねて

H13.11.30〜12.10)

ニュージーランドのクライストチャーチで語学勉強中の友人Aさんをたずねて行ってきました。ニュージーランドはイギリス連邦に加盟し、エリザベス女王を国家元首とする国で、1769年イギリスのキャプテン・クックがやってきて以来移民が始まり現在人口の7割がヨーロッパ系、残りがマオリなどの現住民族の国である。このため町並みやその名前もイギリス風である。また、ずいぶん南極に近い所にあり、当然季節は日本とは逆である。
Aさんのあり難いお誘いうけ、以前からぜひ一度行きたいと思っていたこともありすぐに決定、現地は移動に車が必要との話しなので国際運転免許証も近くの警察署で取得する。

・11月30日  福岡からクライストチャーチへ

福岡空港国際線で友人Aさんの娘さんから荷物を預かり、12:35発のシンガポール航空で出発、シンガポール航空はお客アンケートで機内食など人気の高い航空会社で、現地衣装のスチュワーデスさんが本当に素適でした。17:45乗換え地点のシンガポール空港へ到着、結構大きな空港だ。21:05クライストチャーチへ向けて出発。途中天気はあまり良くないようでインドネシア近辺では結構揺れていた。

12月1日  クライストチャーチ

いよいよ到着も近い。山岳地帯を通り前方に緑の平野と海岸線が見えてきた。12:05無事クライストチャーチ国際空港へ到着、ひげをたくわえた元気なAさんの出迎えを受ける。時差は日本より4時間早い。天気は晴れ、かなり暑い、Aさんの愛車は若干冷房の調子が悪いようだ。空港で両替を済ませ町の中心地へ向う。イギリス圏は日本と同じで、車は左側通行なので違和感はない。ただ交叉点には信号機がなくロータリー方式になっているためどちらが優先かを頭に入れるまでは難しそうだ。

ニュージーランドは首都ウエリントンがある北島とここクライストチャーチがある南島の2島で主に構成されている。クライストチャーチは移民達がイギリスの町をここに再現したと言う美しい町で「イギリス以外で最もイギリス的な町」だそうだ。名前は町の創設者ゴドレーがオックスフォード大学のクライストチャーチ寮出身だったことに由来しているそうだ。

早速市内を案内してもらう。町の中心に位置しシンボル的な存在の
大聖堂広場へ。ここは旅行パンフに必ず写真が載っているところで、大型チェスをする人、トランポリンをする人など多くの人で賑わっている。早速大聖堂をバックに記念写真を1枚。ここには情報センターや水族館、周辺にはお土産屋などのショップが集まっている。バスなど交通の起点でもあり、またクラシックな車体のトラムも観光客を乗せ走っている。

街のシンボル大聖堂 Aさん夫妻と友人の娘さん

次にAさんの自宅へ。海岸に近く閑静な住宅地にあり、2階建ての住宅で上には家主さんが住んでおられるそうだ。芝生の庭には花々が植えられており、特に真っ赤な大輪のバラがきれいだった。1週間前に来られていた奥さんとその時一緒に来ていた知り合いのお嬢さんと初めておめにかかる。

歩いて海岸へ。大きな洋風凧があがっている。砂浜の海岸線がどこまでも続き太平洋の荒波がおしよせている、陸地から海に向って展望用の橋が伸びている。サーフィンを楽しんでいる人もいた。なかなか上手だ。近くに図書館がありインターネットはここで使っていると案内してくれた。途中で語学学校関係の方と出会い談笑しているAさんはすっかりここに馴染んでおられるようだ。まずは再会を記念してビールで乾杯する。

夕食はAさん宅でご馳走になり、今夜の宿であるウィンザーB&Bへ送ってもらう。明るい奥さんとAさんが流暢に会話している姿はさすがでした。首都オークランドに在住し今回日本からのツアーで知り合いが来るので合流して観光するという人や毎年ここに来てゆっくりしている人など結構日本人が泊っていた。