17日  再びシカゴへ

今日はいよいよシャンペインともお別れだ。朝9:05の長距離バスグレイハウンドでシカゴへ行く。娘が駅まで車で送ってくれた。黒人の運転手、乗客は20人程度、トウモロコシなど広大な畑の中のハイウェーを一路シカゴへ。グレイハウントは昔の駅馬車なのだ。途中何箇所か停車しながら約3時間30分かけてシカゴのバスターミナルへ到着した。

そこから近郊列車でオヘア空港へ、今日は空港近くのホテルを予約しているので電話で空港まで迎えに来てもらう必要がある。ホテルへ電話、何とかピックアップの依頼も通じたようだ。ホテルは空港からかなり離れた場所にありモーテルみたいな作りだったが、部屋は綺麗だった。周囲に何もなく夕食はマックで済ませる。

9月18日  ナイアガラの滝

ホテルの車で空港へ、9:10発ユナイテッド航空でナイアガラの玄関口であるバッファロー空港へ。飛行機はシカゴの摩天楼を真下に見ながらミシガン湖を横切り約1時間でバッファロー空港に到着した。ナイアガラはアメリカ側とカナダ側から見ることが出来るがカナダ側からの眺めがよく今回はカナダ側にホテルを予約している。

シャトルの時間が2時と遅いためタクシーで行く事にする。料金は定額で$65。ナイアガラ川の中間に国境がありそこにかかるレインボーブリッジで国境が分かれている。アメリカ出国はノーチェックでカナダ側にゲートがありパスポートを見せる。滝はアメリカ滝とカナダ滝の2つあり規模はカナダ滝が大きい。

ホテルシェラトンフォールズビューはカナダ滝のすぐ近くの高台にあり眺めは抜群だ。但し我々の部屋はフィールドビューだったので部屋からは見えなかったけど廊下からの眺めは素晴らしかった。さっそく歩いて滝へ、最初に遊覧船
霧の乙女号に乗って滝壷の近くまで行くことにした。青い雨ガッパが全員に配られた。船がカナダ滝の近くまで来ると空から雨のように水しぶきが降ってくる。目も開けられないほどだ。滝が目前にどうどうと落ちておりすさまじい迫力だ。次に陸からカナダ滝を見たが風がこちらに吹いており、さっきのカッパをまた着てしまった。

ホテルの近くに大橋巨泉の店があった。ニュージーランドとオーストラリアにもあったが高そうだった。夜は滝がカラーでライトアップされ幻想的な光景になった。

9月19日  ナイアガラからニューヨークへ

チェックアウトし荷物を預け滝へ行って見る。今日は風向きが逆で水しぶきは降っていない。朝から日本人ツアー客が大勢来ていた。さすが人気コースだ。滝の裏側ツアーへ参加する。エレベーターで滝の下へおりて行く。洞窟の前を滝がごうごうと流れ落ちている。またすぐ真横からも見ることが出来たが、すごい迫力だ。

カナダのタクシーで再びバファロー空港へ向う。料金はC$65で1C$は80円だから帰りが安かった。バファロー空港からワシントンダレス空港を経由してニューヨークへ向かう。ワシントンへは70人乗りの小型機だったが、ニューヨークへは「エッこんな小さな飛行機でニューヨークに行くの?」と妻が驚くほどさらに小さい小型機だった。

ニューヨークのニューアーク空港に着陸するときマンハッタンと自由の女神が目に入ってきた。空港からスーパーシャトルでホテルへ向う頃にはもう暗くなっていたが、途中でエンパイアステートビルなどの摩天楼の夜景がくっきりと見えたときは感動した。シャトル代金$34を払うと「僕の分は?」と催促され小銭が無かったので結局$40支払った。多すぎたかな。ニューヨークの宿メトロポリタンホテルはマンハッタンのほぼ中心地にありエンパイアステートビルやタイムズススクエアなども近く、また地下鉄駅もすぐ隣にありとても便利な所だった。