・12月27日(火) 待ちに待たされた国会議事堂見学

いよいよ最終日、8:00に国会議事堂へ行くがツアーは10:00からと言う。ガイドブックには8:00からと書いてあるのに。宮殿の丘へもう一度行きマーチャーシュ教会や漁夫の砦からドナウ川沿いに広がるブダペストの眺めを楽しむ。女性画家から風景画を3枚1000円で買う。

国会議事堂はブダペスト観光のハイライトで外観も美しいが内部もとても豪華なのだ。空港の様に検査機械を通って中へ通される。赤い絨毯が敷かれた階段を登り中央ドームの部屋へ。豪華な装飾がされたこの部屋には歴代王が使った王冠が飾られている。宝石がちりばめられた見事なもので1978年にアメリカから返還されたものだ。黄金を散りばめた会議場も素晴らしかった。

国会議事堂の中 雪にけむるユダヤ教会


宿へ帰るが雪がだんだんひどくなってきた。外は白銀の世界だ。明日の飛行機は大丈夫かな。荷造りをして早めに床につく。

・12月28日(水) フランクフルト経由で帰国

昨日からの雪が雨に変わっている。いよいよ帰国だ。6:30早めにアパートメントを出る。地下鉄とバスを乗り継ぎ空港へ。チェックインを済ませ出国へ行くと係官が私のパスポート写真を拡大鏡で真剣に見ている。疑われたかな。

9:50発フランクフルト行きルフトハンザ航空は雪で若干遅れたがほぼ定刻に離陸する。約2時間で無事到着。ああ今回はこれで日本行きの飛行機に間に合ったと安心していたら、今度は各地からこの便に乗る予定の人達がかなり到着していないので出発をしばらく待つというアナウンスがされる。少しいやな予感がする。ローマなどからの日本人ツアー客がドッと乗って来たときにはもうすでに1時間も過ぎていた。関空での乗り換え時間があまり無いのに。

・12月29日(木) ああまたか!

帰りの飛行機はルートが違う。モンゴールから韓国上空を通過、行きより随分南を飛んでいる。関空に着いたのは福岡行きが出発する20分前。降りると担当者が待っており、「乗り換えの時間がありませんので次の便をとってあります」の一言、ああ今回も乗り遅れたか。お陰で6時間も空港で待ちぼうけ。正月休暇で混んでいるので空席があっただけでもよしとするか。福岡経由で佐世保の自宅に着いたのは夜の9時でした。