・3月26日(日) ロベン島とケープタウン観光

朝から天気は良いが生憎テーブルマウンテンには雲がかかっている。予定の順番を変更して最初にロベン島に行くことにする。フロントに聞くとロベン島ツアーはウオーターフロントから出ており9:00が最初だと言う。歩いても30分でいけるが危険だと言うのでタクシーで行く。ロベン島は沖合い14Km、船で30分の所にあり、アパルトヘイト時代政治犯が収容されていた黒人専用の刑務所島でネルソン・マンデラ前大統領も収容されていた。

人気スポットなのでお客は多い。高速船は波に大きく揺れながら進む。その時塩を吹きながら泳ぐ鯨を発見。島に着くとバスに分乗して島内観光へ。今は一般の人たちが住んでいるようだ。遠くケープタウンの街とテーブルマウンテンが見える。サンフランシスコのアルカトラスの感じ。刑務所内の独房などを実際に何年も収容されていた人が案内してくれるがとてもひどい扱いだったようだ。暗い歴史だ。

無意味な石削りを一日中させられた マンデラ前大統領の牢獄


帰りの船も風が強くかなり揺れた。テーブルマウンテンを見ると雲が少し取れてケーブルカーも動いているようだ。ここからは
トップレスツアーへ参加。屋根の無い2階建てのバスが市内の観光ポイントをガイドつきで定期的にまわるツアーで乗り降り自由だ。市の中心部は店も閉まっており人通りも少ない。最も安全で賑わっているのはウオーターフロントらしい。

トップレスツアー ガイドさんと

ケーブルカー駅でバスを一旦降りる。風が強かったり天気が悪い時はすぐストップするそうで、今日も午前中は止まっていたとか。ケーブルカーは立ち席で床が360度回転し全ての方向が見えるようになっている。さすがケープタウンのシンボルで市内やロベン島がよく見える。左手前にライオンが座ったように見えるライオンヘッドがある。頂上はフラットで風が強くかなり寒い。

ロベン島とライオンマウンテン ケープタウンの街


再度ツアーのバスに乗る。ビーチを通ってウオーターフロントへ戻る。ここは大きなショッピングセンターやレストランが並び多くのお客で賑わっている。日本のツアーの人と再会する。公園では個人のコンサートやアフリカの音楽などが演奏されている。タクシーで帰り宿で持参したラーメンなどで夕食をとる。相棒はキッチンでオーストラリアからの家族にチャーハンの作り方の講義をしたそうだ。いよいよ明日は帰国、ピックアップの予約をして休む。

スーパーマーケット 街角の音楽家


・3月27日(月) 帰国の途に

9:00にピックアップ、ケープタウン空港へ。11:40発南アフリカ航空でヨハネスブルグへ。ヨハネスブルグで国内線から国際線へ移動。荷物は福岡まで行くので楽だ。ここでお土産を少々購入し、16:35香港へ向けて出発。

・3月28日(火)

12:00香港到着、14:55発台北経由で福岡へ。夜8時福岡へ到着。車でそのまま佐世保へ帰る。

今回は短い旅でしたがアフリカの自然とヨーロッパ風のケープタウンの街、またとても明るい人たちと会えてとても良かった。是非また出かけてみたい。