・3月23日(木) チョベ川クルーズとビクトリアフォールズへ

朝から良い天気で今まで聞いたことが無い色んな鳥の大合唱で目を覚ます。庭のプールに小さなカエルが沢山飼ってあったが食用ではなくこのロッジのペットマングース君の餌だそうで安心する。朝食後チェックアウトをしてボートクルーズへ。ガイドのパトリックはボートまで送ると一旦帰る。

ボートクルーズは二人だけで、チョベ自然公園を川沿いに進む、約3時間のクルーズだったが、フィッシュイーグルなどの珍しい鳥が多く、またカバやワニ、イグアナ、インパラ、サルなどの動物をを見ることが出来た。ガイドによると乾季になるともっと水辺に多くの動物が集まるそうだ。僅か丸一日のチョベでしたが大いに楽しみ、また是非サファリをしたいと思いました。国境までパトリックが送ってくれる。彼は自分の会社を興したので今度来る時は直接連絡してくれれば安くするよと言っていた。国境にはツアー会社の車が迎えに着ておりイララロッジまで送ってくれた。

船長と ワニ

フロントに行くと先日知り合いになった青年がいきなり「TAMAWARI!」と笑顔で名を呼び迎えてくれ部屋もいい部屋に換えてくれたようだ。ツアーデスクに行き滝のヘリコプターツアーを予約する。1人85US$と高いが陸上からはとても全体は見れないのでぜひ乗りたかった。迎えを受けへリポートへ、相棒の不安そうな顔、実は私も初めての経験なので内心心配だった。我々が待っている間から帰ってくるまで盛んにビデオを撮っている。

我々の番が来たがお客は二人だけで、私はパイロットの横の席だ。スムーズに離陸して上昇を始める。眼下に先日クルーズしたザンベジ川と滝が見えてくる。最高の景色だ。滝の上空をゆっくり3回旋回する。ザンベジ川が幅1700mにわたり激しく水煙を上げて流れ落ちている。そしてそれが一箇所に集まりまた川となって大きく蛇行しながら下流へ流れているのが良く分かる。最高の景色だ。僅か13分の飛行だったけど降りてきた時の相棒の顔は満面の笑みで心配は吹き飛んでしまった。滝のビデオを勧められたが自分で撮ったので断る。

ヘリから見た滝と大橋 ヘリポートで

夕食はレストランで。星が綺麗だったので南十字星の位置を聞いていると日本人?らしい年配の人が加わってきた。この方中国人のお医者さんでニューヨークからツアーで来ているらしい。日本にも友人が居るとのこと。この方とは喜望峰でも再会して一緒に写真に収まることになる。いよいよ明日はここともお別れだ。

・3月24日(金) ビクトリアフォールズからヨハネスブルグ経由でケープタウンへ

飛行場へのピックアップは10:00のためビクトリアフォールズ大橋まで散歩をしたいと思いフロントに聞くと特に治安上も大丈夫と言うので行ってみることにする。お金などの貴重品は全てホテルへおいて出かける。橋は国境になっておりパスポートを求められるがホテルに置いてきたと言うと通してくれた。橋は滝がザンベジ川へ流れ出すところに有り、近づくにつれて轟音が聞こえ水しぶきが雨のように降ってくる。中央にはバンジージャンプがあるがとても1人95US$も払ってまで飛ぶ気はない。お腹に赤ちゃんを抱いたサルの一行と遭遇、とりあえず人が道を空ける。またお土産品を売る青年達に囲まれしつこくついてくるが、お金はないと言うと今履いている靴と交換してくれと言う。裸足でどうするの?

10:00にピックアップで空港へ。出国を済ませロビーへ。来る時に一緒だった日本人のツアーとまた再会する。何でも1人マラリア?にかかって医者を呼んだとか。飛行機の中は各国のツアー客で満員で賑やかだ。後列のフランスからのツアー客は上機嫌でとうとう皆で合唱まで始めてしまう。とても明るい。

ヨハネスブルグへ到着すると南アフリカへの入国をする必要がある。入国を済ませバッグを受取りそれから国内線のチェックインカウンターへ。ポーターがしつこくついてくる。ビルの工事中で一旦外へ出る必要があり、ケープタウンへのチェックインカウンターも混んでいたため時間がかかってしまう。ゲートに着いたのはもう出発の30分前をきっていた。2時間以上もあったのに。この便は国内線だが軽食やアルコールなどのサービスもあった。

6:30ケープタウン到着、こちらは少し日が長いようだ。迎えを受けて今日からの宿へ。ここはアフリカという感じの町並みではない。明日の喜望峰などのツアーの予約をする。キャッシュが必要だったが明日ツアー中にATMで下ろして払うことで了承してもらう。

・3月25日(土) ケープ半島のツアーへ

8:15マイクロバスでピックアップ、ガイドさんは元気そうな黒人の女性で先ず皆に出身国を聞き和やかなムードを作る。ツアー客は、韓国、スウェーデン、スイス、オーストリアなどでほとんどが若い人だ。高級リゾート地のキャンプス・ベイを通り荒々しい絶壁と青い海を見ながら海岸線を南下しハウト湾へ。ここからオットセイの生息する
ドイカー島へ約40分のクルーズ。上陸は出来ないが船上からオットセイの群れがゆったりと日向ぼっこをしているのが見える。満員の観光船は外海なのでよく揺れる。

ここからケープ゚半島を横切るようにしてサイモンズ・タウンの
ボルダービーチへ。ここは多くのアフリカンペンギンが生息している。とてもかわいく人を気にしないので間近に見ることが出来た。早めに切り上げてガイドさんと一緒にATMへ行き現地通貨Rランドを引き出しツアー代金を支払う。いつものPLUSマークは無かったがうまく行ったようだ?ひとまず安心。

ドイカー島のオットセイの群れ ボルダービーチのペンギン達

最初からバスの後に自転車を乗せた車が連結されており誰が乗るんだろうと思っていたら喜望峰近くで約2Kmのサイクリングをするという。若い人たちはヘルメットをかぶってさっそうと走って行くがこちらはバスからの応援とする。ケープポイントの観光センターで昼食タイム。

ケープ半島の最先端部をケープポイント、そしてその西側に突き出た岬が喜望峰Cape of Good Hopeだ。ケープポイントを見渡せる展望台へ行くにはケーブルカーもあるが約20分歩いて登る。目の前にケープポイントが見えてくる。ここから風雨にさらされた断崖絶壁沿いに遊歩道を歩いて喜望峰へ。ケープポイントがよく見える。ここは常に風が強く大西洋とインド洋の波が押し寄せるとても厳しく美しいと所だ。

喜望峰側からケープポイントを見る 喜望峰

ツアー全員で記念写真をとる。ここでニューヨークのドクターと再会し記念写真に収まる。