アメリカ(ラスベガス・グランドサークル・デンバー・シアトル)の旅

(H19.6.9.〜6.30)


世界一のエンターテイメントシティ・ラスベガス、そして広大なグランドキャニオン・モニュメントバレー・アーチーズ・ロッキー国立公園をコロラド州デンバーまでレンタカーでドライブ、デンバー、シアトルでは我が佐世保出身の城島選手をはじめイチロー、松坂、岡嶋、両松井選手などが活躍するメジャーリーグベースボールを満喫しました。

ラスベガスでは前回見ることができなかった人気ショー「オー」やマジック、そして街のあちらこちらで催されている無料ショーを楽しみました。

グランドキャニオン、モニュメントバレー、アーチーズではどこまでも続く砂漠の中に気の遠くなるような時間をかけて刻み込まれた大峡谷と岩の彫刻に感動し、そして一変して美しい森と湖に恵まれたロッキーの山々を見てアメリカの大きさにあらためて驚かされました。

シアトルでもレンタカーでノースカスケード国立公園の山々と1980年に大噴火があったばかりのセントヘレンズ火山国定公園を見てきました。

シアトルでは日本からかけつけた多くのフアンと熱狂的な現地の人達と一緒に生の野球を楽しみ、NHKテレビの生中継にも登場してしまいました。

・6月9日(土) 成田からサンフランシスコ経由でラスベガスへ

今回の航空券は全日空のマイレージでゲット。17:00成田発全日空8便は定刻に離陸。予約していた非常口そばの席は、前に席が無いので足をゆっくりとのばせる。さすが全日空、各席にテレビがついてオンデマンドで映画を見ることができる。

約9時間少々の飛行で、現地時間午前10時過ぎサンフランシスコ国際空港に無事着陸。時差は日本より16時間遅れのため日付はまだ9日だ。ここで一旦荷物を受け取り入国をする必要があるが、もう何回指紋と写真を撮られたことだろう。

ユナイテッド航空に乗り換え約1時間半の飛行で
ラスベガスへ。砂漠の中に突然都会が現れる。7年前に家族で来て以来だ。空港ロビーにはもうスロットマシーンが並び、ショーの宣伝がしてある。とにかくものすごく暑い!

シャトルバスで
インペリアル・パレスホテルへ。そこで驚くことに我々5泊分の予約がないと言う。早めにインターネットで予約しており打ち出しを見せるが・・・。部屋は空いており泊まれるが料金は約倍と高くなるそうだ。なんで消えたんだろうか。もしあるとすれば3月にクレジットカードを切り替えたことが原因か。

多分これだと思いながらも「私は理解できない」としばらくねばる。受付嬢も困って上司に相談し、なんとか予約時の料金で泊まれることになる。本当に良かった!高級ホテルが多い中ここはあまり新しくはないが、料金が安くて交通の便が良いのがとりえだ。

メーンストリートのストリップ通り沿いには豪華リゾートホテルが並んでいる。各ホテルには巨大なカジノがあり、また独自のショーを催している。久しぶりに街へ出てみる。

先ずティーアイホテル前で行われる無料ショーのサイレンス・オブ・ティーアイを見に行く。もうすでに足の踏み場も無いほどの人が集まっている。海の女神であるお色気たっぷりの女性達を乗せた船と海賊船との戦いが繰り広げられる。

隣のミラージュホテルでは火山噴火ショーを、そして前回宿泊したベラッジオホテル前で繰り広げられる噴水ショーを見る。ラスベガスは夜景が特にきれいだ。

無料ショーのサイレンス・オブ・ティーアイ ベラッジオホテルと噴水ショー

・6月10日(日) フリーモントストリートの光と音楽のショー

今日も暑い。ホテル中庭のプールを見下ろすともう多くの人が身体を焼いている。ストリップ通りを走る2階建バスでリック・トーマスマジックショーを見にスターダストホテルへ。ところがなんとこのホテルはすでに取り壊されており、ショーは別のホテルへ移転していた。ガイドブックが古かった。

インペリアル・パレスホテル ホテルのプールで身体を焼く人達

すぐ近くのサーカス・サーカスホテルで行われる無料空中ブランコショーを見て、バスとタクシーを乗り継ぎマジックショーが行われるオルリーンホテルへ行くが、なんと今日は休演日、よくよくついていない。
エジプトのピラミッドを模ったルクソールホテルやマンダリンホテルを見学しホテルへ戻り、夕食は自炊。

夜はダウンタウンで行われる無料ショー
フリーモント・ストリート・エクスペリエンスを見に行く。カジノが連なるフりーモントのアーケードの天井一杯に音楽と光にあわせて次々に映像が映し出される光景は実に素晴らしい。

ショーの合間に行われるバンド演奏と歌でお客さんも一緒に踊りだしている。ホテルへ帰り少しだけスロットマシンに挑戦する。

ルクソールホテル フリーモント・ストリート・エクスペリエンス

・6月11日(月) アウトレットとマジックショー

バスで郊外にある
アウトレットへ。ブランド品やメーカーの直営店が一ヶ所に集まっており、格安で販売されている。ディズニーショップや玩具屋さんでお土産を探す。昼食は手作りのおにぎり弁当。
今日こそは
リック・トーマスマジックショーを見ようとオルリーンホテルへ行き、4時からのチケットを購入。このホテルも一階には大規模なカジノがあり、ショーまでの時間スロットマシーンに少々挑戦する。

リックトーマスは数年前佐世保のハウステンボスで公演した折見に行ったが、ホワイトタイガーと人間が瞬時に入れ替わったり、大型バイクに乗り宙吊りになったトーマスがアットと言う間にバイクに乗って後方から現れたりと、すぐ目の前で繰り広げられる魔術には驚くばかりだった。終了後トーマスはお客さんを出口で見送って、一緒に写真に納まってくれた。

帰りに映画をテーマにしたMGMホテルとコカコーラのテーマ館を見る。

リック・トーマスマジックショー MGMホテル

・6月12日(火) リオのカーニバルとレビューショー

ベネチアンホテルを見学し、リオ・オールスイートホテルへ無料ショー
マスカレードショー・インザスカイを見に行く。ステージの上や天井を動く電気で飾られた浮き舟の上でダンサー達が激しく踊る、本場リオのカーニバルの雰囲気をしばし楽しむことができた。

ベネチアンホテル リオのカーニバル

灼熱の中を歩いてホテルへ。休憩後ストリップ通り沿いにあるチケット屋さんへ。ここでは人気ショー以外の当日券が半額で買うことができる。店の推薦もあり8時半からのパリジャン・スタイルのレビューショーフォーリーズ・バジェーのチケットを購入する。

夕食はサーカス・サーカスホテルのバイキングへ。12$で肉、海老、野菜、ケーキ、飲み物などが食べ放題。自炊が多い我々も久しぶりに栄養の補給ができた。

トロピカーナホテルでのショーは1959年から続く人気ショーで、スタイル抜群のダンサー達がトップレスなどで踊る舞台は華やかでとても素晴らしかった。

・6月13日(水) 人気ショー「オー」

今日はラスベガス最終日、もう一度郊外のアウトレットへ買い物へ。ホテルニューヨーク・ニューヨークはホテルの中にニューヨークの街が作られている。外は相変わらず暑く、室内が一番涼しい。

いよいよ明日からレンタカーで移動するため、スーパーで食料、水、果物などを仕入れる。

最後の夜は今回一番見たかったショー
「オー」を見にベラッジオホテルへ。人気がありなかなかチケットが取れないので、日本からインターネットで予約していた。水をテーマにしたショーで舞台がプールになったりし、音楽に合わせて水中や空中でのアクロバットなど、次から次に行われる幻想的なショーであっという間の1時間半だった。

どこに行ってもカジノがあり多くの人が夜遅くまで遊んでいる・・・眠らない街。よくこれだけ遊びに来る人がいるなあと自分のことは棚に上げて思う。

ホテルニューヨーク・ニューヨーク ラスベガスの夜景