・4月14日(火) ドバイ観光

アラビア海の入口にある
アラブ首長国連邦は7つの首長国による連邦国家。首都はアブダビだがなんと言っても観光の中心はドバイ。限りある石油資源を考え早くから観光開発を進め、豪華なリゾートホテルやコンドミニアムなビーチ沿いに建ち並び世界中の人を集めている。また多くの企業が進出しビジネスの中心地にもなっている。

昨年の金融危機でそのスピードは落ちたとは言え、まるで木が生えるようにいたるところに高層ビルが建設されており、その規模の大きさには驚かされる。

いくつもあるショッピングセンターの1つで2008年10月にオープンした世界最大のショッピングモール
ドバイモールへ。外の暑さに比べ一旦中に入るとそこは別天地でとても涼しく過ごしやすい。多くのお店やレストラン、スケートリンク、水族館などが入っている。

巨大なドバイモール 水族館もある

すぐ隣には台北の101ビルを抜いて世界一になった地上162階建て尖塔高818mのブルジュ・ドバイが建設されている。ホテルや高級マンション、オフィスが入る予定で、とてつもなく高いが世界にはこの上を行くビルの建設計画もあるようだ。周辺もビルの建設ラッシュだ。

建設中のブルジュ・ドバイ ビル建設ラッシュ

ドバイ・モールから有名なリゾートホテルを巡回する無料のシャトルバスが出ており、これを利用して観光をすることにする。

椰子の木の形をした人工島
パーム・ジュメイラへ。木の幹の部分にはモノレールが工事中、枝の部分は高級分譲住宅でベッカムやビル・ゲイツなど世界のセレブが購入しているらしい。その先には豪華なリゾートホテル、アトランティス・ザ・パーム ホテル が建っている。同じようなものがいくつか造られる予定だそうだ。

パーム・ジュメイラの衛星写真 豪華リゾートホテル

パーム・ジュメイラの西側ビーチ沿いにも建設中を含め高層ビルが建ち並んでいる。東西に伸びるメーン道路には日本の?工事でモノレールの建設が進められており、これが完成するとドバイの移動と観光も随分便利になるだろう。

パーム・ジュメイラからビーチのビル群を見る モノレイルの駅も建設中

・4月14日(火) 市内観光とデザート・サファリ

今日もドバイは暑い。タクシーでドバイ博物館へ。首長の住居跡に作られた博物館にはドバイ発展の歴史や昔の生活を見ることが出来る。かっては真珠養殖が主産業であったが日本の真珠で大きな打撃を受けた。わずか30年ですごく変化した様子がうまく展示されている。

ドバイ博物館とダウ船 昔の生活模様

夕方はエミュレーツのSさんから是非と勧められていたデザート・サファリへ。トヨタの4WDで迎えに来てくれる。運転手兼ガイドさんは明るいアラブの青年で、メンバーはアメリカとドイツからのカップルと我々の6人。郊外へ向かってしばらく走ると風景も砂地が多くなる。途中スタンドでタイヤの空気抜きをして数台の車が並んで砂漠の中へ入っていく。

しばらく進むと音楽を一杯に鳴らしながらまるで水を得た魚のように走り始める。砂漠の丘から谷そして丘の上を一杯に傾きながらまるでジェットコースターのように走り回る。正直恐くなる。ドイツ人の男性は顔が真っ青に。

デザート・サファリ 明るい運転手さんと

ディナーはらくだもいる砂漠の中のキャンプ地で民族音楽を聴きながらのバイキング料理。激しいベリーダンスが始まると観客も舞台へ引きずり出されて踊らされる。見るほうも大変だ。

らくだ達 アラブの踊りベリーダンス

短いドバイ滞在でほんの一部を見ただけでしたがその都市建設の壮大さには本当に驚かされました。またいつか来たいと思いました。

・4月15日(水) 帰国

深夜2:35の飛行機に乗るためホテルの車で空港へ送ってもらう。定刻に関西空港に向かって離陸するし17:20関西空港へ到着。20:35福岡行きに乗り換えて佐世保へ帰る。ちょうど1ヶ月の旅少々疲れ気味でしたが思い出の多い旅でした。