・4月12日(日) ルノアールの家とピカソ美術館見学

画家ルノアールが最後に移り住んだ町
カーニュ・シュル・メールへ。バスで約30分の所にあり、昨日と同じバスセンターから乗車する。下車するところを迷っているとどうやら乗り過ごしてしまったようで、随分行き過ぎてしまった。

折り返しバスを待っていると年配の女性の方がバス停に。息子さんが東京で英語の先生をしておられるそうで、事情を話すと自分もその町に行くと言われとても親切に教えて頂いた。

坂道を登った丘の上に
ルノアールの家はある。リューマチに苦しみ医者の勧めで移り住んだこの家には
当時の家具や遺品がそのまま残されており、車椅子で制作活動を行ったアトリエも当時のままでとても印象的でした。

庭にはオリーブの木が茂り花々が咲いている。向かい側の丘の上には今から行く鷹ノ巣村
オ・ド・カーニュが良く見えている。

ルノアールの家 リビングには彼の絵が

再びバス停へ戻り今度は無料のシャトルバスでオ・ド・カーニュへ。狭くてかなり急な坂道を登って行く。公園や家の窓などいたるところに花が飾られている。丘の上には中世の城グリマルディ城があり現在は地中海近代美術館となっている。

ここも部屋全てが花で飾られている。同じ女性をさまざまな画家が描いた作品40点が展示されており、
藤田嗣治の絵も飾ってある。

オ・ド・カーニュ・頂上にはグリマルディ城 花一杯の城の部屋

次にカンヌ経由でピカソ美術館があるアンティーブへ。1946年ピカソはここに移り住み海を見下ろす丘のうえにあるグリマルディ城をアトリエに制作活動を行った。今はここがピカソ美術館となりピカソ以外の現代美術も展示されている。

ピカソ美術館・グリマルティ城 テラスにあるリシエの彫刻

イタリア在住の日本人家族の方が休暇を利用してドライブに来ておられた。いよいよ明日は中東のドバイへ移動する。

・4月13日(月) ニースからドバイへ

今日夕方の飛行機でドバイへ移動するので最後の観光へ。旧市街へ行くといつもは朝市が開かれる広場で週に1度の
アンティーク市が開かれている。珍しいものが沢山出ているが・・・。

アンティーク市

今日は初めての夏日となりとても暑い。海岸へ行くと身体を焼いている人が目立つ。中にはトップレスの人もいる。最後にニースらしい光景を見ることが出来た。

ニース海岸 身体を焼く人も

ニース・ヴィル駅前からバスで15分ニース空港へ。16:10発エミュレーツ航空ドバイ行きは定刻に離陸しニースの町を下に見ながら飛ぶ。日本人男性のフライトアテンダントSさんのお母さんが佐世保近郊江迎町の出身で、春の甲子園で優勝した青峰高校の出身で大いに盛り上がっていたそうだ。地元高校の優勝シーン見たかったなあ。

ボストンバッグの盗難の話をすると不便でしょうと機内にあるグッズをとりそろれてくれた。今日の宿への行き方やドバイの見所も教えてもらう。準備したドバイの資料も盗難にあったので助かりました。

夜景が綺麗なドバイの町を見ながら0:30空港へ到着。今回のチケットは復路に無料で途中降機できるためドバイを観光することに。入国を済ませ両替(1ディルハムDh=26円)をしてタクシーで
ゴールデン・サウンズ・ホテル・アパートメントへ。到着が遅いので心配したが無事にチェックインすることが出来ました。

飛行ルート 夜のドバイの街

キッチンや冷蔵庫もついたアパートメントいい部屋だ。もう時間は午前2時を指していた。