・10月17日(土) パムッカレ観光とコンヤへ

パムッカレはトルコ語で「綿の城」という意味を持つトルコ有数の温泉保養地だ。今日は世界遺産の石灰棚と隣接する古代遺跡ヒエラポリスを観光する。

朝一番でゲートへ行くがもう6台のバスが来ている。ほとんどが日本人ツアーだ。ヒエラポリスの南ビザンツ門をくぐり中へ入ると丘の上に遺跡が見えてくる。

日本人で混む入場ゲート 南ビザンツ門

先ず古代遺跡が沈むパムッカレ温泉へ。温水プールの水は35度前後で澄んでおり底に本物のローマ時代の遺跡がゴロゴロしている。今日はまだ早いので誰も入っていない。もちろん日本と違い水着が必要だ。

裏に
円形劇場が見える。ハドリアヌス帝により紀元前2世紀に造られたローマ劇場で約15000人を収容できたそうだ。

パムッカレ温泉 ローマの円形劇場

次に世界遺産の石灰棚へ。石灰分を含んだお湯が長い時を経て結晶し大地を覆い棚田のような形となった。遠くから見るとまるで雪山のようだ。一部プールの中に入ることが出来るが温度はあまり高くない。

大自然が作る不思議な光景だ。

石灰棚を歩く 石灰棚とパムッカレの町

この後約6時間かけて次の観光地コンヤへ。途中での昼食はトルコ風ピザ。今回の旅行を通して食べたトルコ料理はとても日本人の味覚に合うと私は思いましたが、さて他の方は・・・。

トルコ風ピザ トルコ料理「王様のお気に入り」

コンヤの町は1999年のイスタンブール大地震が起きて以降、工場などの転入が相つぎ急速に町は発展したそうだ。新しい住宅が立ち並び繁華街には人が多い。

この町の見所は
メブラーナ博物館と宗教的な祈り(回転する踊り)のセマー。メブラーナ博物館はイスラム神秘主義のメブラーナ教団の創始者メブラーナ・ジェラールッディン・ルーミーの霊廟で13世紀末に建設された。

中にはメブラーナの棺があり、信者や観光客で溢れている。彼の愛用品や当時の工芸品などが展示してあり、ガラスケースには
ムハンマドのあごひげを入れた箱も置いてある。

メブラーナ博物館 回転する教団の祈りの踊りセマー

コンヤを代表する建築美のインジェ・ミナーレ博物館で下車し写真撮影。13世紀後半に造られたイスラム神学校だ。今日の宿ホテルデデマンにチェックイン。その後皆さんと目の前のスーパーマーケットへ行き、お土産を少々購入する。

インジェミナーレ博物館 ホテルデデマン

今日の移動距離は約400Kmでした。