・10月20日(火) イスタンブール観光

寝台列車も疲れていたせいか良く眠ることが出来た。朝食は食堂車でとるが、各グループに時間帯が割り当てられており30分で済ませる。

予定より少し遅れて8:40分列車はイスタンブールのアジア側にある
ハイダルバシャ駅に無事到着。

列車での朝食 到着したアンカラ・エキスプレス

バスでボスポラス大橋をヨーロッパ側に渡るが、朝のラッシュアワーと重なりすごく混んでいる。主にオフィスはヨーロッパ側にあり、アジア側は住宅地になっている。2本の大橋と船で通勤しているのだ。現在大成建設がトンネル工事を行っているが遺跡の発掘で完成が数年遅れるらしい。

懐かしいヒット曲庄野真代の「
飛んでイスタンブール」の曲を聴きながら海峡を渡ると道路にはすごい数の国旗がたなびいている。

ボスポラス大橋を渡りヨーロッパ側へ 道路には沢山の国旗が

イスタンブールの観光地もほとんどがヨーロッパ側にある。今日最初はイスタンブール歴史地区として世界遺産に登録されている旧市街のスルタンアフメット・ジャーミィへ。ブルーモスクの愛称で親しまれ信仰の中心となっている。

アフメット1世の命により17世紀初めに建設された6本のミナレット(お祈りの時間を知らせる尖塔))を持つドーム型の巨大なモスク。ミナレットの本数や高さは権力の象徴であった。内部のステンドグラスの光やイズニック・タイルの装飾がとても美しい。

ブルーモスク ステンドグラスとドーム

1日5回の礼拝時間中は見学が出来ないが、今は祈りの時間ではないので多くの観光客で賑わっている。

タイルの装飾が美しい 観光客で賑わっている

次にエキゾチックなショッピングセンターグランドバザールへ。貴金属やカーペット、革製品、布地、お土産品などを売る小さなお店が4000軒以上も並ぶ大規模市場だ。ここで1時間半の自由時間だ。

屋根つきの市場は観光客で賑わっている。メーンストリートがあり左右に店が広がっている。奥に入っていくと迷い子になりそうだ。路地裏の貴金属店で最初は1万円以上していたトルコ石が帰ろうとすると5千円まで落ちた。値段はあって無い様なものか。

メーンストリートは貴金属店が集まる バザールのゲート

昼食はあのアガサクリスティの小説オリエント急行殺人事件で有名なオリエント急行の終着駅シルケジ駅のレストランで。とても歴史を感じさせる駅で、今にも名探偵ポアロが出てきそうな雰囲気だ。

駅のレストランで昼食 オリエント急行の終着シルケジ駅

次に新市街の中心地タクシム広場へ。中央にはトルコ革命の勝利を記念する共和国記念碑が建てられている。中央に立つのが革命の父アタチュルク

タクシム広場 1928年建立の共和国記念碑

ここから続くイスティクラル通りは一番の繁華街で道幅も広く中央をレトロな電車が走っている。歩行者天国となっており大勢の人が行きかう中をしばらく散策する。伸びるアイスクリームの店も。

繁華街イスティクラル通り 伸びるアイスクリーム味は?

エジプシャンバザールで約1時間の自由時間。ここは食料品や家庭用品など生活に密着した商品を扱う店が入っている。香辛料や薬の専門店もある。ここでお土産に蜂蜜を購入する。

初日と同じホテル
ワオ・イスタンブールへチェックイン後、夕食のため町中にあるシーフードレストランへ。同様なレストランが集まりネオンが綺麗だ。帰る途中ローマ時代の巨大な石造りのヴァレンス水道橋の遺跡を通る。

シフードレストラン ヴァレンス水道橋