・5月17日(月) ザグレブ市内観光

朝から近くの銀行で日本円1万円をクロアチア・クーナKnに両替をする。1Kn=約17円で手数料も不要。銀行で日本円から直接両替するのがATMより有利のようです。

トラムで町の中心地
イエラチッチ広場へ。ザグレブ発祥の地で丘の上に広がる旧市街への玄関口でもある広場にはいつも多くの人が集まり夜遅くまで賑わっています。イエラチッチ総督の騎馬像があり周囲にはカフェやレストラン、ショップが入ったビルが建っています。

イエラチッチ広場とイエラチッチ総督の騎馬像 イエラチッチ広場とトラム

広場から旧市街へ階段を登って行くと先ず青果市場が。1926年からあるザグレブ最古の市場だそうで、新鮮な野菜や果物が売られておりトマトやサクランボなどとても安く買うことが出来ました。隣では花や魚市場もありました。

青空市場 花市場

次に聖母被昇天大聖堂へ。13世紀から18世紀にかけて建てられた大聖堂は、高さ100mを越す尖塔を二つ持ちザグレブのシンボルとなっています。

聖母被昇天大聖堂 大聖堂の内部

中世には敵の侵入を防ぐため城壁で囲まれていました。その数少ない門の1つ石の門へ。内部には聖母マリアの肖像が納められた小さな礼拝堂があり、通行する人達がロウソクを捧げて祈っています。18世紀の大火でも聖母マリア像だけは無傷だったそうです。

石の門 礼拝堂と聖母マリアの肖像

次に聖マルコ教会へ。モザイク模様の屋根が美しく、タイルを使い二つの紋章がデザインされています。左がクロアチア王国、ダルマチア地方、スラヴォニア地方の紋章で右がザグレブ市の紋章だそうです。

聖マルコ教会 かわいいミニパンの店

一旦宿へ帰ることに。途中スーパーマーケットで肉など夕食の材料を買って帰る。実は昨日からメールの送信のみが出来ないのでオーナーに相談していました。

忙しい中来ていただいてグーグルのGメールを通す方法を教えていただき設定までしていただきました。クロアチア人のご主人が仕事で海外に行かれた時に経験があり、これをしてから問題なく送信出来ているそうです。お陰でその後この現象は起きていません。お世話になりました。

再度イエラチッチ広場へ。クロアチアは
ネクタイの発祥の地、ネクタイ屋さんには手触りのいいカラフルなネクタイが沢山並んでいました。繁華街をしばらく散策しザグレブ中央駅へ。駅前に広がるトミスラフ広場にはクロアチア初代国王トミスラフの騎馬像が建っていました。

クロアチアはネクタイ発祥の地 ザグレブ中央駅

帰路再度立ち寄ったスーパーにはお土産を探す日本人ツアーの人達が来ていました。夕食は自炊、ブログを更新して休みました。

・5月18日(火) ザグレブ市内観光二日目

今日は曇っていますが昨夜は少し雨が降ったようです。トラムで中央駅を経由してバスセンターへ。明日はプリトヴィッツェ湖群国立公園へ移動するため10:30のチケットを購入しました。

トラムでイエラチッチ広場へ。今日は世界一短い
ケーブルカーで旧市街へ行くことに。あっという間の30秒でした。

世界一短いケーブルカー ケーブルカー同乗者の皆さん

聖マルコ教会を通りザグレブ博物館へ。この周辺には政府系の機関が多い様です。黒塗りの車や警察官が目立っていました。今日はなんとインターナショナル・ミュージアム・デイと言う事で全ての博物館・美術館の入場料は無料だそうです。ラッキーでした。

元修道院跡に造られた博物館には土器や中世の絵画、調度品が展示してあり、今日は沢山の子供達が見学に来ていました。次に
ナイーヴアート美術館を見学。初めてですのでよく分かりませんが、専門的な美術教育を受けていない一般の人達が描いた素朴な絵の事を言うそうです。日本人では原田泰治さんが有名だそうだ。

イエラチッチ総督の絵 ナイーヴアート

再び石の門を通りイエラチッチ広場へ。ここで大勢の若者達が同じようなシャツを着て笛を激しく吹きながら盛り上がっています。これは一体なんなのか?あとでオーナーさんに教えてもらいましたが、卒業した高校生が年に一度無礼講でお祭り騒ぎをしているとのことでした。

公園でピザの昼食をとりオーナーさん推薦の
ミロゴイ墓地へ。大聖堂前からバスに乗り頼んでいた運転手さんからの合図で降りる。

敷地へ入るとただの墓地ではありません、まるで宮殿のようです。墓地の周囲の回廊には立派なお墓が、きっと有名な方もここで眠っているのでしょう。

盛り上がる若者達 ミロゴイ墓地

最後にミマラ博物館を見て宿へ帰りました。明日はいよいよプリトヴィッツェ湖群国立公園へ移動です。

ミマラ博物館 夕食は美味しいクロアチアビールつき