・9月9日(金) ロスアンゼルスからサンフランシスコへ 

今日は9:25発の飛行機でサンフランシスコへ移動です。出来るだけ早く空港へ着いておきたいので朝5:30起床。6:00にホテルとお別れし地下鉄ゴールドラインでユニオン駅へ。6:30の空港バスでロスアンゼルス空港第4ターミナルへ。

最近は国内線のほとんどが自動チェックインのシステムが導入されており、パスポートを読み込ませると自動的に予約内容が表示され最後にチケットが打ち出される。

バッグを預ける作業から人が対応。バッグはロックかアンロックかと聞かれたのでロックと答えると何かバッグをどこかえ持って行けといっているようだ・・・???。しばらくして気付いて鍵を開けてアンロックだと言うと無事に預かってくれた。アメリカでも鍵をかけていてもいいと言うのが売りの新しいバッグなのだが・・・。

約1時間半でサンフランシスコ空港へ到着。ここからは列車
BARTでダウンタウンの中心地にあるパウエル駅へ。地上に出るとここは丁度サンフランシスコ名物ケーブルカーの発着所になっている。

今日からの宿ユースホステル・ダウンタウンは歩いて約10分の所にある。チェックインは14:00からの為荷物を預けて先ずケーブルカーに乗ってみることに。始発のパウエル駅には乗車を待つ観光客の行列が出来ています。

ケーブルカーは人力で方向転換をしています。順番が来て乗車、憧れのデッキに立ち乗りです。ケーブルカーは急な坂道を登っていきますが、途中すれ違う時は少し恐いです。

人力で方向転換 立ち乗りで坂を登っていきます

峠を過ぎると今度は港に向かって降りて行く。終点は観光地フィッシャーマンズ・ワーフ。ここにはカニなどのシーフード店やレストラン、お土産屋などが集まり多くの観光客で賑わっています。名物のクラブチャウダーも食べてみました。

フィッシャーマンズ・ワーフ 名物のクラブチャウダー

港沿いに歩いて次の名所ピア39へ。ここにもレストランやお店が沢山入っています。遊園地も・・・。

ピア39 ピア39

港にはオットセイの群れがのんびりと日向ぼっこ。遠くにはゴールデンゲート・ブリッジやアル・カポネを収監した刑務所があったアルカトラス島が見えています。一度行きましたが今は博物館になっています。

オットセイの日向ぼっこ アルカトラス島

サンフランシスコは風が強くロスアンゼルスより一転して寒い。日向は何とか暖かいのですが・・・。

帰りは路面電車でダウンタウンへ。夕食は持参したラーメンなどで済ませました。


・9月10日(土) サンフランシスコ二日目ゴールデンゲートブリッジとチャイナタウン

朝からユースで明日のヨセミテ公園の1日ツアーを予約。今日はサンフランシスコのシンボル
ゴールデンゲートブリッジへ行きます。ガイドブックによるとパウエル駅の隣りシビックセンター駅前からバスが出ているそうだ。

バス停で日本人のグループの方と一緒になる。なんでもバスで橋を渡り対岸から船で港に戻るそうだ。しばらく経ってバスがやって来る。

橋の手前のバス停で下車し無事に到着しました。これで橋は三度目でしたが以前はバスを乗り継いで行った記憶があります。

1937年に完成した全長2737mの巨大な橋でタワーの上部は雲に隠れています。相変わらず強い風の中最初のタワーまで歩いてみました。67m下の海上には白波が立っています。

ゴールデンゲートブリッジ 橋を歩いてみました

海峡の流れが速いため工事は大変だったようです。橋の下にはかって要塞だった建物が見えていました。アルカトラス島も見えていましたが脱走不可能と言われた訳が分ります。

工事の模様 海峡を守った要塞跡

帰りは公園内に乗りつける28番のバスで途中迷いながらも乗り換えて無事にダウンタウンまで帰りつきました。

昼食休憩後全米で最大規模といわれる
チャイナタウンへ。丁度何かのお祭りがあっており多くの露店が出て混雑していました。

チャイナタウンへの門 お祭りがあっていました

大道芸人も盛り上がっています。ここからは有名なピラミッドビルも見えていました。

皿回しの大道芸人 ピラミッドビル

夕方からサンフランシスコ・ジャイアンツの球場であるAT&Tパークへ日本人選手黒田投手が所属するロスアンゼルス・ドジャースとの試合を見に行く。

でもチケットはほとんど売れており、日頃安いアッパーデッキの外野の席でも70ドルもすると言う。黒田選手も出ないようなので諦めて球場の周りを見てまわる。

ジャイアンツのAT&Tパーク 外からこれだけ見えるんです

ここはかってイチロー選手がオールスター戦でランニングホームランを打ち最高殊勲選手に輝いたところ。またライトの後方はすぐ海になっており、バリーボンズ選手がホームラン記録を達成する時にはボールをゲットしようと多くのボートが出たところです。今日も何隻かのボートが出ていました。

ホームランボールを拾う人

夕食はユース近くにある日本食の店「大阪うどん」で、久しぶりに日本の味美味しかったです。

・9月11日(日) サンフランシスコ三日目ヨセミテ国立公園1日ツアー

6:30ユースでピックアップしてもらい
ヨセミテ国立公園へ向かう。中型のツアーバスは満員です。ベイブリッジを渡りオークランドやカルフォルニアの果樹園などの田園地帯を通りバスは走っていく。

途中スーパーマーケットで休憩し軽い昼食を買う。バスは
シエラネバダ山脈の方へ次第に高度を上げながら曲がりくねった道を登っていく。約5時間近くのドライブで公園内へ。

最初に世界一大きい
セコイヤの木を見るために歩く。約1時間半坂道を往復するハードな運動でしたがその大きさには驚かされました。

ツアー風景 巨大なセコイヤの木

次にヨセミテ峡谷が見渡せる展望所へ。ここは全景が見渡せる絶景のポイントで、峡谷を挟んで左側に1100mの一枚岩の大岸壁でロッククライミングでは全米一の難所エルキャピタンそして右奥には標高2695mの岩山ハーフドームが良く見えています。まさに絶景です!

ヨセミテ峡谷 エルキャピタンとハーフドーム

バスは深い峡谷の中へ下りて行きヨセミテビレッジへ。ここで出発の15:00まで自由時間です。歩いて先ほど見えたヨセミテの滝へ。大きく2段に分れ上段が落差436m下段が183mで大小合わせて739mもある大きな滝です。

ヨセミテの滝 ヨセミテの滝下段

すぐ近くまで行くことが出来ます。今の時期水量は少ないようです。この頃からにわかに暗くなり雷を伴って雨が降り出しました。よく見えていた景色も雲に隠されだします。

結局雨は帰るまで止むことはありませんでしたが展望所では絶景を見ることが出来てラッキーでした。天気が良ければ川辺を散策しながらロッククライミング中の人達を探すことも出来たのですが

。帰りにはベイブリッジからサンフランシスコの美しい夜景を見ることが出来ました。今回のツアーには語学留学中の大学生の男性とご夫婦の3人が参加されていました。

さすがに往復9時間とハードなツアーでしたが人気が高い公園の一部を見ることが出来ました。20ドルで日本語の案内マシーンを貸してくれましたがガイドブックで十分でした。

明日はいよいよシアトルへ移動します。