・11月23日(金) サンクト・ペテルブルグからモスクワへ

今日はいよいよ
モスクワへ移動する。バイキングでの最後の朝食を済ませホテルをチェックアウト。8:45空港へ向けて出発する。

10:30発SU840は予定通り離陸、約1時間でモスクワのシェレメチェヴォ国内空港へ到着。バスで市内へ向かう。モスクワのガイドは男性の
アンドレイさん。流暢な日本語だ。今日の温度はマイナス1度冬の平均はマイナス7度だそうだ。

モスクワはクレムリンを中心に放射線状に道路が伸びており、周囲を110Kmに及ぶ大環状道路フリーウェイで囲まれ、その内側がモスクワ市内となる。市内には好景気を反映して高層マンションが次々に建設されている。

モスクワ川南岸に広がる丘陵地帯の
雀が丘はモスクワの町が良く見渡せる展望所になっている。先ず近くのカジノを併設するレストランで昼食タイム。昼食はキエフ風チキンカツレツ

SU840便モスクワ行き キエフ風チキンカツレツ

雀が丘からの展望は生憎のどんよりとした天気で見通しが悪い。蛇行するモスクワ川とオリンピック競技場などが見える。このオリンピックにはソ連のアフガニスタン侵攻に抗議し日本やアメリカなど多くの国が出場をボイコットした。

この寒い中新婚さんがウェディングドレスで写真を撮っている。すぐそばにはスキーのジャンプ台が、反対側にはスターリン・クラシック様式の
モスクワ大学がそびえている。この様式の建物はモスクワ市内に7つあるがここが一番大きい。高さ240m、幅450mもある。展望所には人形のマトリョーシカなどを売るお土産屋さんの屋台が並んでいる。

モスクワ川とオリンピック競技場 モスクワ大学とお土産屋さん

モスクワ川沿いをクレムリンの赤の広場に向かう。もう暗くなってきた。モスクワ観光の中心地クレムリンの城壁が見えてくる。左手に改修中のボリショイ劇場を見ながら駐車場へ。左手にポクロフスキー聖堂を見ながら坂を登り石畳の赤の広場へ出る。

すっかり暗くなりライトアップされてきた。左手に大統領府がある
クレムリンレーニン廟、右手にはきれいにライトアップされたグム百貨店、そして後方にはまるでおとぎの世界を見るようなボクロフスキー聖堂が見える。メーデーや革命記念日にソビエト共産党の幹部を前に軍事パレードが行われた広場、思ったより狭いかな。

クレムリンのスパスカヤ塔 レーニン廟

赤い」と言う言葉は共産党の赤ではなく、ロシアの言葉で「美しい」と言う意味だそうだ。ポクロフスキー聖堂はモンゴルへの戦勝を記念してイワン雷帝により1560年に建てられた。二度とこのような美しい建物が作れないよう二人の設計士の目をくりぬいたと言われている。

ポクロフスキー聖堂 ライトアップされたグム百貨店

グム百貨店で休息し今日の宿アイリスコングレスホテルへ。少し郊外にあるフランス系のホテルでシーズン中はかなり高いホテルだそうだ。部屋もとてもきれいでした。

夕食はロビーにあるレストランで。

アイリスコングレスホテル レストラン