・3月25日(水) アルヘラシスからセビーリャへ

朝早めにホテルをチェックアウトし歩いてバスセンターへ。8時のセビーリャ行きに乗ることが出来た。約3時間半のバスの旅、できるだけ早く到着してセビーリャを観光したい。

バスは坂を登り続け峠にさしかかると多くの発電用風車が現れる。エコを考えているのだ。

セビーリャ行きのバス 風力発電が盛ん

お昼前にセビーリャのバスセンターへ到着。明日ポルトガルのファーロ行きのバスに乗るためタクシーで国際線のバスターミナルへ。7:30のバスを予約し近くのホテルにチェックインする。

セビーリャは大航海時代に繁栄した町で7世紀初頭から約500年間のイスラム時代そしてそれ以降のキリスト教時代それぞれの文化が混在するとても美しい町です。

歩いて観光の中心地大聖堂
カテドラルへ。14世紀モスクの跡地に造られたスペイン最大の大聖堂、前回のツアーの時はなぜか入場できませんでした。先ずスペインの4人の王が柩を担いでいるコロンブスの墓へ。

大聖堂カテドラル 4人の王に担がれたコロンブスの柩

アルフォンソ5世の墓がある王室礼拝堂そして黄金色に輝く主礼拝堂は見事でした。すぐ隣にはイスラム時代に建設された最も有名な歴史建造物高さ97.5mのヒラルダの塔がそびえている。

黄金色の主礼拝堂 イスラム時代に立てられたヒラルダの塔

次に宮殿アルカサルへ。世界中の珍しい木々や植物が植えられた広い庭園がとても綺麗でした。

宮殿の門 王宮と庭園

帰りは川沿いに歩いてホテルへ。公園には藤の花がつたを伸ばして満開でした。途中有名な闘牛場も見ることが出来ました。

ヨーロッパでは良く見た富士の花 闘牛場

スーパーで買い物をしてホテルで夕食を取る。シャワーの調子が悪く修理に来てくれましたがとうとう壊してしまい使うことは出来ませんでした。チェックインの時に確かめておくべきでした。

明日はいよいよポルトガルのリスボンへ。飛行機ではなく船のルートを選んで本当に良かった。

・3月26日(木) セビーリャからポルトガルのファーロを経由して首都リスボンへ

7:30にバスセンターを出発する。驚くことに超満員・・・アフリカ人が意外と多いがどこかに働きに行っているんだろうか。でもポルトガルとの国境近くの町でほとんどの人が降りてしまった。

大きな川に架かった橋を渡るともうポルトガルだ。丘の上に要塞の跡が見える。地中海沿いで温暖な土地オレンジやイチゴ畑が続いている。約4時間で
ファーロへ到着。ポルトガルはスペインと1時間の時差があり、今度は得した気分になる。

ここでリスボン行きに乗り換える。約3時間で
リスボンの町が見えてきた。テージョ川に架かる4月25日橋を渡り市内へ。バスセンターから地下鉄でロシオ駅まで行き予約していたホテルアメリカーノにチェックインする。観光の中心地ロシオ広場の近くでまた1階にはスーパーがある便利なホテルだ。

国境の橋 要塞の跡

ここをベースにポルトガルを観光する予定だ。