・3月29日(日) リスボンのベレン地区観光
今日はリスボンの西テージョ川沿いにあるベレン地区へ行く。ここには大航海時代のモニュメントが多く残っている。地下鉄と電車を乗り継ぎジェロニモス修道院へ。今日は日曜日で入場料が無料のためかツアー客などで混雑している。
16世紀大航海時代にヴァスコダ・ガマが発見したインド航路によりもたらされた莫大な富をつぎ込んで建てられた豪華な修道院だ。
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ジェロニモス修道院 | 修道院の教会内部 |
教会には3度目の航海途中で亡くなったガマの柩があり、また修道院の中庭を囲む55m四方の回廊は石灰岩を用いた繊細な彫刻がなされておりとても美しい。
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ヴァスコダ・ガマの柩 | 彫刻が美しい回廊 |
公園を歩いてテージョ川沿いにある発見のモニュメントへ。1960年エンリケ航海王子の500回忌を記念して造られたモニュメント。
帆船をモチーフし大海へ乗り出す王子(写真最前列)やヴァスコダ・ガマ(左から3番目)など当時活躍した人達が刻まれている。エレベーターで屋上展望台へ。ジェロニモス修道院そして川沿いにベレンの塔や4月25日橋がよく見えている。風が強くとても冷たい。
ベレンの塔は16世紀初め船の出入りを監視するための要塞として造られ、二度と帰らないかもしれない船乗り達を見送った。国王の間や兵器庫そして1階は潮の干満を利用した水牢だった。
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発見のモニュメント | ベレンの塔 |
1日乗車券でリスボン名物の市電に乗車する。リスボン町は7つの丘の都と言われとても起伏に飛んでおりレトロな車体の電車が坂道や狭い路地を縫うように走っている。
特に28番の電車は沿線に観光スポットが多いためお客が次々に乗ってくる。私達が乗った電車は女性の運転手さんでしたがこの人結構飛ばしてました。
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レトロな市電 | 大聖堂の前を走る市電 |
市電のほか急な坂道にはエレベーターやケーブルカーが造られている。ホテル近くの有名なサンタ・ジェスタのエレベーターへ。巨大な鉄塔の中をクラシックなエレベーターが通っており、上にはレストランや展望台があり丘の上のカルモ教会と連絡橋で通じている。
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サンタ・ジェスタのエレベーター | エレベーターから見るロシオ広場と国立劇場 |
ここからはリスボンの町並みと明日行く予定のサン・ジョルジェ城がよく見える。夕焼けを見ようとグロリア線のケーブルカーでサン・ペドロ・デ・アルカンタラ展望台へ行くが時間が過ぎており明日また行くこととする。
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エレベーターからサン・ジョルジェ城を見る | グロリア線のケーブルカー |
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