・3月31日(火) リスボンからパリへ
最後の朝食を済ませてホテルをチェックアウトしロシオ広場からバスで空港へ。11:10発のエールフランス航空でフランスのパリへ飛び立つ。約2時間半の飛行で無事にシャルル・ド・ゴール空港へ到着する。
隣の席はカナダのトロントから来た女性。トロントからの飛行時間は5時間だそうだ。近いんだ。
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リスボン空港 | 搭乗したエールフランス航空機 |
ここから高速郊外鉄道でパリ北駅に行き、地下鉄を乗り継いでノートルダム大聖堂近くのホテル・コメルスへチェックイン。地下鉄では地図では見えない乗り継ぎ駅の階段が多くて疲れました。駅からホテルへの道はグーグルのマップでシュミレーションしていたのでスムーズに行くことが出来た。
・4月1日(水) パリ市内観光と恐い体験!
8年ぶりのパリ、先ず歩いてセーヌ川シテ島に建つ世界遺産ノートルダム大聖堂へ。ルイ7世の時代から建設が始まり、12世紀のゴシック建築最高峰と言われ皇帝ナポレオンもここで戴冠式を行った。
風が冷たくとても寒い中大勢の子供たちが見学に来ている。川沿いに植えられた桜のつぼみが今にもはじけそうだ。
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ノートルダム大聖堂の正面 | ノートルダム大聖堂 |
次に地下鉄とバスの1日パス券を買って地下鉄でアンヴァリッドへ。ルイ14世が傷病兵を収容するために建てたもので現在はナポレオンの墓があることで有名だ。ドーム中央の地下にナポレオンが眠っておりその周囲には彼の兄弟や忠誠を誓った将軍達の墓がある。
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ナポレオンの墓があるアンヴァリッド | ナポレオンの墓 |
バスでパリのシンボルエッフェル塔へ。19世紀後半パリ博覧会で建設された高さ320mのエッフェル塔には今日も多くの観光客が訪れている。
高さ115mの第2展望台までは階段を歩いて登ることが出来るため人気があり行列が出来ていた。今回我々は公園から眺めるだけとする。
公園には自分達で落としたネックレスを貴方のものですかと言ってきたり、英語しゃべれますかと言ったりする怪しげな若い女性が横行していた。
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エッフェル塔 | エッフェル塔・遠くにシャイヨー宮が見える |
次にパリ西部にあるオフィスビルやお店が集中するニュータウンラ・デファンス地区へ。フランス革命200年を記念して建てられた巨大なグランド・アルシュ・新凱旋門が目立っている。
新凱旋門、凱旋門、シャンデリア通り、コンコルド広場、ルーブル美術館は一直線に並んでいる。近くには大きなショッピングセンターがあり日本のユニクロも出店していた。
ナポレオンが造った凱旋門を見ながらシャンデリア通りをしばらく歩く。治安対策かお巡りさんの姿が目立つ。
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巨大な新凱旋門 | 凱旋門 |
明日モン・サン・ミッシェルへ行くためフランスのレールパスのバリデート(使用開始)とTGV超高速列車のチケットを買うため出発駅のモンパルナス駅へ行くが今日は出来ないとのこと。駅前には建設時にパリの景観上問題となった高層ビルモンパルナスタワーがそびえている。
地下鉄でコンコルド広場へ。フランス革命の時ギロチン台がここに置かれルイ16世やマリー・アントワネットなど多くの人が処刑された場所だ。エジプトから贈られた(略奪した?)オベリスクが建っている。
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モンパルナスタワー | コンコルド広場 |
美術館があるルーブルへ行くため再びコンコルド広場駅から地下鉄へ。乗車しようとすると2〜3人の若い女性達が何か言いながら迫ってくる。思わず後ずさりして乗れないでいるとドアが閉まる。ところが相方だけ乗って手を振っているではないか。思わず指で2の合図を送るが果たして二つ目の駅でで降りることが通じただろうか。
不安を抱えて次の列車に乗るとなんとあの女性達がまた迫ってくるではないか。前の女性はコートを前に持っており、後ろの女性が私にしきりに何か話しかけてくる。次の瞬間前の女性が私のお腹のポセットから何かを抜き取った。瞬間気付くとなんと航空券を抜き取っているではないか。
スリだ!思わず奪い返す。スリ達は停車中の列車から逃げていく。呆然としている私を周囲のお客さんは興味深げに見ているだけ。
二つ目のルーブル駅で相方再会ひとまず安心するが恐い体験でした。1号線の地下鉄はスリが多く日本人は良く狙われるそうだ。損害が無くて良かったが油断もあった。モロッコからスペインへの移動で一緒だったニューヨークへ留学中の方から危険だとは聞いていたたが自分がまさか狙われるとは・・・。
夕食はルーブル近くの札幌ラーメンの店へ行くが高いばかりでそれほど美味しいとは思いませんでした。
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