・4月7日(火)  対岸の町ヴィルヌーブ・レザヴィニヨンと水道橋ポン・デュ・ガール観光  

ローマ帝国時代の水道橋ポン・デュ・ガールはどうしても見逃せないのでバスの時刻を調べるも12:05しかない。時間まで対岸の町ヴィルヌーヴ・レザヴィニヨンを散策する。丘の上のサンタンドレ要塞からは法王庁宮殿などアヴィニヨンの町がよく見える。

サンタンドレ要塞の門 要塞からアヴィニヨンの町を見る

バスで40分の地点にあるポン・デュ・ガールへは便が少なく約30分の滞在時間で見ようと言う綱渡り的なスケジュール。それなのにバスが遅れ走れ走れのスピード観光となりましたが、巨大な水道橋をこの目で見ることが出来ました。それにしても当時の土木技術はすごいですね。

水道橋ポン・デュ・ガール

アヴィニヨンへ戻りホテルに預けていた荷物を受け取り急行列車で20分の町アルルへ。駅の案内所で地図をもらい、しばらく歩くとラマルティーヌ広場へ出る。ここにゴッホが住んでいた家がある。

目の前には城壁と門が見えておりこのカヴァルリ門のすぐ前のホテル・アカシアスへチェックインする。

・4月8日(水) アルル観光

アルルはローマ帝国時代の遺跡が残りゴッホゆかりの町としてして多くの観光客を集めている。最初にホテル近くの
円形闘技場へ。1世紀に造られたものだが保存状態が良く観客は2万人収容できる。

円形闘技場 円形闘技場内部

もうすぐ行われる復活祭の闘牛は有名で内外から多くの観光客が訪れる。隣にある古代劇場を見て町の中心地レビュブリック広場にあるサン・トロフィーム教会へ。

闘技場からアルルの町を見る 古代劇場

中世の教会で多くの巡礼者が訪れる。正面入口と回廊の彫刻が有名だ。

サン・トロフィーム教会 教会内部の回廊

アルルには残念ながらゴッホの絵は一枚も残っていないそうだがゴッホをしのばせる見所は多い。「夜のカフェテラス」のモデルとなったフォーロム広場にあるカフェ・ヴァン・ゴッホへ。絵と同じように黄色で彩られている。

カフェ・ヴァン・ゴッホ ゴッホの夜のカフェテラス

次にゴッホの絵「跳ね橋」のモデルとなったヴァン・ゴッホ橋へ。3Kmほどの郊外にあり、バス停からも結構遠かった。現在の橋はすぐ横に復元されたものだ。

ヴァン・ゴッホ橋 ゴッホの跳ね橋

昼食後かってゴッホが入院していた病院跡のエスパス・ヴァン・ゴッホへ。現在は図書館などになっている。彼が描いた絵のように中庭は再現され美しい花々が咲き乱れている。

エスパス・ヴァン・ゴッホ ゴッホの療養院の中庭

次にアルラタン博物館へ。詩人フレデリック・ミストラルがノーベル賞の賞金を基に建てたものでプロバンス地方の民族衣装、民芸品などを展示している。民族衣装を着たアルルの女性が迎えてくれる。

コンスタンタン共同浴場へ。コンスタンティヌス帝時代の4世紀に造られたもので、単なるお風呂ではなく社交場でもあった。

コンスタンタン共同浴場

いよいよ明日はニースへ移動する。