・4月10日(金) ニース海岸とモナコ公国・カンヌ観光

ニースはフランスが誇る世界的なリゾート地で毎年2月には有名なカーニバルも開催される。以前カーニバルに合わせて旅行を計画したが急用で航空券をキャンセルしたことがある。

両側にデパートやショッピングセンターなどが並ぶ
ジャン・メドサン通りを南に向かって歩く。マセナ広場の向こうはもう海岸線だ。先ず旧市街のサレヤ広場で毎日開かれる朝市花市へ。

マセナ広場 朝市と花市

朝のニース海岸はまだ人も少ない。広いプロムナード・デサングレ(イギリス人の遊歩道)が続きそれに沿って高級リゾートホテルが並んでいる。シーズンになるとここは多くの人で埋め尽くされるが、さすがに今日は涼しいので海で遊ぶ人はほとんどいない。

プロムナード・デサングレ 高級リゾートホテルが並ぶ

ニース・ヴィル駅から普通列車で約30分の世界第2の小国モナコ公国へ。立憲君主制を採用する独立国。なんと言ってもハリウッド女優からこの国のプリンセスに転進した今は亡きグレース・ケリーで有名だ。
山の斜面を利用して地下に造られたモナコ・モンテカルロ駅からエスカレーターで港まで降りてくる。港には豪華なクルーズ船が何隻も泊まっている。

バスで丘の上の大公宮殿へ。ここからの眺めは素晴らしい。お昼の
衛兵交代式には何処からともなく多くの人が集まってくる。

大公妃グレース・ケリー 宮殿前の衛兵交代式


宮殿から山の手を見る モナコの港

再び歩いて港へ降りていく。毎年5月に実施されるモナコF1グランプリレースのスタンドの建設工事が行われている。町のど真ん中の道路を使ってのレースなのだ。

港を右に見ながら坂道を登っていくと
カジノに出る。パリのオペラ座と同じガルニエが設計した美しい建物カジノの前にはすごい高級車が止まっている。

カジノ カジノから港と丘の上の宮殿を見る

次に毎年映画祭が開催されるカンヌへ。カンヌ駅からしばらく歩くと海岸に出る。映画祭の会場となるパレ・デ・フェティバル・エ・デ・コングレは海沿いにある。正面入り口には赤絨毯がしいてあり映画祭を連想させる。

すごいドレスを着て記念写真を撮る人も。また周囲の石畳には有名人の手形がはめ込まれている。
故黒沢明監督の手形は見つけることが出来たが、ビート武はあるの?

カンヌ映画祭の会場 故黒沢朗監督の手形

明日11日は復活祭の土曜日でホテルが満室のため一日だけ近くのホテルへ移動することに。